
ALFA ROMEO 156 SW 納車前整備
M様へとご納車させて頂く156スポーツワゴンの納車前整備を行いました。
エンジンオイル、オイルフィルター、冷却水、ブレーキフルード、クラッチオイル、
エアフィルター、前後のワイパーゴムといった消耗品の交換以外に、
2001年式であること、76,500kmを後にしていることから、
2回目のタイミングベルト交換を行います。
エンジンカバーを外した後、
ダイレクトイグニッションコイルと点火プラグを外しました。
ツインスパークエンジンの名の通り、
1気筒につき2本の点火プラグが装着されています。
タイミングベルトカバーを外しました。
カムカバーを外すとカムシャフトが見えます。
SST(専用工具)を装着してカムを固定した上で
ダイヤルゲージを1番シリンダーに差し込んで
1番シリンダーの上死点を探ります。
ウォーターポンプを外しました。
タイミングベルトを交換する際は
ウォーターポンプも併せて交換することをお薦めしています。
その方が工賃を抑えられるためです。
写真左が新品のウォーターポンプ、
写真右が元々装着されていたもの。
新品のウォーターポンプを装着しました。
新品のタイミングベルト、テンショナーベアリング、アイドラーベアリング(写真左)と
元々装着されていたもの(写真右)。
新品のタイミングベルト、テンショナーベアリング、アイドラーベアリングを装着しました。
新品のバランサーベルトバランサーベルトベアリング(写真左)と装着されていたもの(写真右)。
新品のバランサーベルト(写真手前)と元々装着されていたもの(写真奥)のアップ写真。
元々装着されていたものはそれなりの使用感があります。
新品のバランサーベルトを装着しました。
新品のヘッドガスケットを装着してカムカバーを装着しました。
新品の点火プラグ8本を組み付けてからダイレクトイグニッションコイルも装着しました。
エンジンカバーを装着し、タイミングベルトカバーも装着すればタイミングベルト交換は終了です。
※写真はダイレクトイグニッションを装着しているところ。
ドライブベルトのテンショナーベアリングを交換します。
元々装着されていたテンショナーベアリング(写真右)と新品(写真左)。
ドライブベルトとそのテンショナーベアリングを装着しました。
クラッチミート時やシフト操作時にエンジンが揺れる感触があったため、
エンジンマウント/ミッションマウントを新品に交換します。
156のエンジン/ミッションは3つのマウントで固定されています。
写真は右側のエンジン/ミッションマウント。
元々装着されていた左側エンジン/ミッションマウント(写真左)とその新品(写真右)。
下から引っ張られる状態になるこのマウントの場合、
経年変化でゴム部分が伸びてきます。
写真右の新品ぐらいの出っ張り具合が本来の姿です。
後ろ側のマウントはゴム部分が切れていました。
新品のエンジン/ミッションマウントを装着しました。
写真は右側のエンジン/ミッションマウント。
かしめ部ににじみが確認できたウォーターホースを交換します。
オイルクーラー奥側のウォーターホースを交換しました。
オイルクーラー手前側のウォーターホースも交換しました。
リフトアップし、ホイールベアリングにガタ付きがないかどうか点検してみたところ、
ハブにはガタが確認できませんでしたが、
右側のアッパーアームのガタが確認できたため、
左右のフロントアッパーアームを新品に交換しました。
写真は左側のフロントロアアッパーアーム。
ラジエター、ラジエターのアッパーホース、ロアホースを新品に交換しました。
その他、フロント、リアのエンブレムを新品に交換し、
タイヤをPIRELLI P-ZERO NEROに交換しました。
全てを再チェックし、走行テストを行った後、
M様にご納車致します。
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