
DAIMLER DOUBLE SIX 納車前整備 〜前編〜
1992年式デイムラー・ダブルシックスの納車前整備を行います。
7万9000kmを後にした個体ですが、
フルオリジナル状態をキープしており、内外装ともに美しい1台です。
助手席側のドアロックが機能しておらず、
なにが原因なのかを究明する必要があります。
まずはドア内張りを剥がしていきます。
ドアロックを動かすための電力が来ているかどうかをはかってみた結果、
正常に機能していないのはアクチュエーターであることが分かりました。
新品のドアロックアクチュエーターに交換し、正常に作動するかどうかを確認しました。
※写真は取り外したドアロックアクチュエーターです。
元通りにドア内張りを組み付けてドアロック修理は完成です。
次にエンジンの整備にうつります。
まずは点火プラグとプラグコードを交換します。
ヘッド周りにアクセスするには
スロットルセンサー、オートクルーズのアクチュエーターを取り外す必要があります。
エアコンのコンプレッサーはズラしてスペースを作ることで対処しました。
12本のプラグコードをディストリビューターキャップといっしょに外しました。
ディストリビューターキャップ内側のセグメントは
それほど荒れていたわけではありませんが
予防整備として新品のディストリビューターキャップに交換します。
ディストリビューターローターを外しました。
こちらの先端は荒れていました。
もちろん新品に交換します。
点火プラグを外しました。
12本のうち、カブっているものが1本だけありました。
プラグを12本とも新品に交換します。
最深部まで固定できないプラグが1本ありました(左バンクの5番シリンダー)。
プラグホールのネジ山が痛んでいましたので
プラグホール修正用タップでネジを切り直して対処しました。
新品のディストリビューターローターを装着しました。
新品のディストリビューターキャップに新品のプラグコードを固定していきます。
写真左が元々付いていたもの、右が新品。
元々付いていたものを参考に組み立てていきます。
ディストリビューターキャップとプラグコードをエンジンに装着します。
プラグコードをプラグに被せていきます。
イグニッションコイルも新品に交換します。
左バンクのフューエルレギュレターが
なにかのきっかけで曲がってしまっていたため、
新品に交換しました。
ファンベルト、オルタネーターベルト、
ウォーターポンプベルト(パワステベルトを兼ねています)、
エアコンコンプレッサーベルトを新品に交換してエンジンは完成です。
オートマチックミッションマウントが劣化して
ボロボロになっていました。
オートマチックミッションマウントはもちろん新品に交換しました。
※中編へと続きます。
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