
PORSCHE 911(993)CARRERA 4S 納車整備
この日(2010年2月16日)のメニューはポルシェ911(993)カレラ4Sの納車整備です。
油脂類およびフィルター、タペットカバーのガスケット、サンルーフのシールを交換します。
タペットカバー部分からのエンジンオイル漏れがありましたので、
まずはガスケットを交換しました。
次にエンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルを交換します。
4WDのカレラ4Sにはフロントにもデフがあります。
フロントアンダーカバーを外してからフロントデフのオイルを抜き、
その後デフオイルを補充しました。
フロントデフオイルにはYACCOのBVX LS200を使いました。
FR車のデフのように極端に運動をするわけではない4WD車のフロントデフ、
しかもリアが大きく滑った時のみフロントタイヤにも駆動が伝わる
993の4WD車(カレラ4、カレラ4S、ターボ)のフロントデフには
80W-90という、それほど高くない粘度のこのオイルをチョイスしました。
0.8リッター入りました。
ミッションオイルにはYACCOのBVX1000を使いました。
こちらの粘度は75W-90。993の4WD車はミッションオイル、
リアデフオイル、センターデフオイルを兼ねているため、
たっぷり4.0リッター入りました。
エンジン内部へと送るガソリンを濾過する燃料フィルターは
エンジンルーム内の向かって右側に付いています。
確実な整備を行うためと燃料フィルターを交換しやすくするために
エアクリーナーボックスを取り外してから燃料フィルターを交換しました。
写真はエアクリーナーボックスを外した状態。
奥に見える銀色の円筒形のパーツが燃料フィルターです。
使用済みの燃料フィルターを分解したのが写真の状態です。
極端に汚れている状態ではありませんでした。
これが汚れているようではエンジンが本来持っている性能を十分に発揮できません。
燃料フィルターを交換するだけで吹け上がりが軽くなるケースもあります。
元々装着されていたエアフィルター(左)と新品のエアフィルター(右)。
これも新品にするだけで吹け上がりが軽くなります。
エンジンオイルを入れます。
この年式ぐらいの911のエンジンに入れるオイルとしては
スタンダードな粘度である15W-50をチョイスしました。
9.5リッター入りました。
それほど汚れていたわけではありませんでしたが、
次オーナー様により満足していただける様、エアコンフィルターも交換しました。
すでに装着されているものが新品、
右側に置いたものが元々装着されていたものです。
予防整備としてサンルーフのシールも交換しました。
まずは元々付いていたシールを剥がす際、
車両に傷が付かない様、丁寧にマスキングしていきます。
その後、丁寧にシールを剥がしていきます。
残った接着剤も綺麗に落とし、新品のシールを貼りました。
張り出したカレラ4Sのリアフェンダーにはフロントタイヤが跳ね上げた石などで
ボディが傷が付かない様ストーンガードが貼られています。
コーティングを施した際に剥がしたストーンガードに代わり、
新品のストーンガードを貼りました。
口癖である「キビシ~!」を連発しながらメカニックITOが丁寧に貼っていきます。
気泡を入れないよう貼っていくのは至難の業のようです。
すべての作業が終了後、ひと通りチェックし、
問題がないのを確認してから新オーナーとなられるH様へとお納めしました。
H様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
トラックバック(0)
![]()




コメントする