Lusso Cars Report

Lusso Cars Report

ダブルシックスの納車前整備の続きです。

 

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ダブルシックスのリアブレーキはインボードタイプです。
矢印がリアのブレーキローターです。
奥にキャリパーが付いています。
このタイプのブレーキローター交換は
まずドライブシャフトを外す必要があります。

 

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まずはパッドを外しました。
それほど減っていませんでしたが
予防整備として新品に交換します。

 

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ローターからドライブシャフトを外そうとしましたが、
ダブルシックスのリアキャリパーは
ブレーキホースを切らなければ外すことができない構造でした。
よってブレーキホースを切り、キャリパーを外した後、
ローターとドライブシャフトを切り離しました。

 

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外したリアブレーキキャリパー。対向2ポッドです。

 

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リアブレーキローターも外れました。

 

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デフのサイドシール部分からオイル漏れが確認できたため、
サイドギアシャフトオイルシールを新品に交換します。
まずはサイドギアシャフトを外し、
サイドハウジングリテーナーのOリング(写真上)と
サイドギアシャフトオイルシール(写真下)を新品に交換します。

 

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ゴム製のOリングは経年変化でプラスチックのように硬くなり、
断面も四角くなっていました(本来は丸)。
写真は左が新品、右が元々付いていたもの。

 

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完成したデフのサイドギアシャフト。

 

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サイドギアシャフトを固定したら新品のローターを装着するために
サイドギアシャフトとドライブシャフトの間にローターを入れます。

 

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キャリパーとサイドブレーキを固定します。

 

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ローターとドライブシャフトを繋ぎ、ブレーキホースも繋ぎました。
エア抜きをすれば、ブレーキは完成です。

 

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デフオイルにはYACCOのBVX LS200(80W-90)を使いました。

ワイパーゴムは新品に交換しました。

どの作業をするにしても工具が入るスペースが少なく、
困難を極めたダブルシックスの納車前整備がついに完成しました。

 

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ダブルシックスの納車前整備の続きです。

フロントブレーキはパッドとローターを新品に交換し、
キャリパーはオーバーホールを施します。
まずはキャリパーからパッドを外します。

 

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外したフロントのブレーキパッド。
残量は半分ぐらいでした。新品に交換します。

 

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ブレーキキャリパーも取り外しました。
対向4ポッドです。

 

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ブレーキローターも外しました。
写真左が元々装着されていたもの、右が新品です。
この個体は一度ローターを交換しているようです。

 

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破れていたタイロッドエンドのダストブーツも新品に交換しました。

 

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フロントキャリパーのオーバーホールを行います。
ピストンにキズがあればピストン交換が必要になりますが、
基本的にはピストンインナーシールとダストブーツの交換だけで問題ないはずです。
今回もピストンは元々装着されていたのものを綺麗に掃除して使いました。
インナーシールとダストブーツは左右ともに新品に交換しました。

 

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完成したキャリパー。

 

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オーバーホールしたフロントキャリパーを元通りに装着しました。
ブレーキフルードを入れ、エア抜きをすれば
フロントブレーキは完成です。

※後編へと続きます。

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1992年式デイムラー・ダブルシックスの納車前整備を行います。
7万9000kmを後にした個体ですが、
フルオリジナル状態をキープしており、内外装ともに美しい1台です。

 

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助手席側のドアロックが機能しておらず、
なにが原因なのかを究明する必要があります。
まずはドア内張りを剥がしていきます。

 

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ドアロックを動かすための電力が来ているかどうかをはかってみた結果、
正常に機能していないのはアクチュエーターであることが分かりました。
新品のドアロックアクチュエーターに交換し、正常に作動するかどうかを確認しました。

※写真は取り外したドアロックアクチュエーターです。

 

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元通りにドア内張りを組み付けてドアロック修理は完成です。

 

 

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次にエンジンの整備にうつります。

まずは点火プラグとプラグコードを交換します。
ヘッド周りにアクセスするには
スロットルセンサー、オートクルーズのアクチュエーターを取り外す必要があります。

 

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エアコンのコンプレッサーはズラしてスペースを作ることで対処しました。

  

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12本のプラグコードをディストリビューターキャップといっしょに外しました。

 

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ディストリビューターキャップ内側のセグメントは
それほど荒れていたわけではありませんが
予防整備として新品のディストリビューターキャップに交換します。

 

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ディストリビューターローターを外しました。
こちらの先端は荒れていました。
もちろん新品に交換します。

  

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点火プラグを外しました。
12本のうち、カブっているものが1本だけありました。
プラグを12本とも新品に交換します。

 

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最深部まで固定できないプラグが1本ありました(左バンクの5番シリンダー)。
プラグホールのネジ山が痛んでいましたので
プラグホール修正用タップでネジを切り直して対処しました。

 

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新品のディストリビューターローターを装着しました。

  

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新品のディストリビューターキャップに新品のプラグコードを固定していきます。
写真左が元々付いていたもの、右が新品。
元々付いていたものを参考に組み立てていきます。

 

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ディストリビューターキャップとプラグコードをエンジンに装着します。 

 

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プラグコードをプラグに被せていきます。

  

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イグニッションコイルも新品に交換します。

 

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左バンクのフューエルレギュレターが
なにかのきっかけで曲がってしまっていたため、
新品に交換しました。

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ファンベルト、オルタネーターベルト、
ウォーターポンプベルト(パワステベルトを兼ねています)、
エアコンコンプレッサーベルトを新品に交換してエンジンは完成です。

  

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オートマチックミッションマウントが劣化して
ボロボロになっていました。

 

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オートマチックミッションマウントはもちろん新品に交換しました。

※中編へと続きます。

 

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前回のエンジンオイル交換時に
左側のドライブシャフトブーツに亀裂が見つかったI様のアルファ・スパイダー(916)が
ドライブシャフトブーツ交換のために入庫しました。

 

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ドライブシャフトを外していきます。

 

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ドライブシャフトが外れました。

 

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ドライブシャフトブーツはこの通りパックリ割れていました。

特にFF車はブーツへの負担が大きいのでご注意ください。

また、ステアリングをいっぱいに切って
曲がることが多いシチュエーションで乗っていらっしゃる方の
愛車のドライブシャフトブーツにはより大きな負担が掛かりますのでさらに注意が必要です

 

 

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ドライブシャフトジョイントの古いグリスを拭き取ってから新しいグリスを注入し、
ジョイントをドライブシャフトに装着します。

 

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ドライブシャフトを元通り組みつければ完成です。

問題がないのを確認してからオーナーのI様へとお納めいたしました。
I様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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164Lにお乗りのO客様より、
「突然エンジンが止まってしまいました」とのご報告を頂きました。
チェックさせて頂いたところ、燃料ポンプが壊れ、
エンジンにガソリンが行かなくなっていることが判明しました。

 

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トランクルームの中に装着されている燃料ポンプを外してみたところ
ポンプが壊れていたことに加え、
ポンプを囲むゴム製のマウントがガソリンで溶けて、
フィルターに溜まっていることも分かりました。

 

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新品の燃料ポンプとフィルターを組み付けました。

 

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燃料ポンプをトランクルーム内に装着し、
セルをひねってみると無事エンジンが掛かりました。

試運転をしながらひと通りチェックした後、
問題がないのを確認してからオーナーのO様へとお納めいたします。
O様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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走行距離5万kmのクアトロポルテが
ブレーキパッド&ブレーキローター交換と
エンジンオイル交換のために入庫しました。

 

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まずはブレーキパッドをキャリパーから外し、
さらにキャリパー、ローターの順に外していきます。

 

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今回外したローターはすでに一度研磨済み。
使用限界を超えていたため、新品ローターへの交換をお薦めしました。
写真左が元々装着されていたローター、右が新品のローター。

 

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外したのと逆の手順でローター、キャリパー、パッドを組み付ければ完成です。

 

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 リアのブレーキパッドとローターも交換しました。

パッドはGIGA'Sをチョイスしました。
GIGA'Sはダストがあまり出ないため、ホイールを汚しません。
その他、ローターへの攻撃性が少なく、ローターが減りづらいばかりか、
パッド自体のライフが長いという特徴もあります。

定価はフロントが3万2000円、リアが2万8000円。
マセラティ純正はフロントが7万3290円、
リアが5万4600円(2010年2月26日現在の価格)ですから
非常にコストパフォーマンスが高いのも魅力です。

エンジンオイルはMOTUL 4100(15W-50)を入れました。
オイルフィルターも交換してすべての作業が終了しました。

試運転をしながらひと通りチェックした後、
問題がないのを確認してからオーナーのH様へとお納めいたします。
H様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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GTVの2リッターV6 SOHCインタークーラー付きターボをベースに
排気系とECUのセッティングを変更し、最高出力を235psにアップ。
ビルシュタインのショックと
アイバッハのスプリングを組み合わせた足回りに交換された限定車、
アルファコルセGTVが12ケ月点検、ラジエター交換、タイヤ交換のために入庫しました。

まずは油脂類を交換しました。
タイヤはオーナー様の「スポーツ性と乗り心地を両立したい」というご要望に合わせ、
ミシュラン・パイロット・プレセダをご提案しました。

 

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点検の結果、フロント右側のドライブシャフトブーツに破れが見つかりました。
まずはタイロッドエンドからドライブシャフトを外します。

 

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外したドライブシャフト。

 

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この通り、パックリとドライブシャフトブーツが破れていました。
特にFF車はブーツへの負担が大きいのでご注意ください。

また、ステアリングをいっぱいに切って
曲がることが多いシチュエーションで乗っていらっしゃる方の
愛車のドライブシャフトブーツには、
より大きな負担が掛かりますのでさらに注意が必要です。

 

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ドライブシャフトジョイントを外してから
古いグリスを取り除き、新しいグリスを注入していきます。
その後、再びドライブシャフトにジョイントを組み付けていきます。

 

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完成したフロント右側のドライブシャフト。
外したのとは逆の手順で車体に装着しました。

 

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「なにか匂う気がします」とのオーナー様のご報告により室内をお調べしたところ、
ヒーターバルブから冷却水漏れが確認できました。
GTVのヒーターバルブはプラップを開けたり閉じたりすることによって
冷却水の流れをON/OFFするタイプで、
(145や155も同タイプ。もちろんスパイダーも)
アクセルペダルの右側パネル内にあります。
ここから派手に冷却水が漏れると室内が水浸しになることもあります。

 

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今回はヒーターバルブ本体と受け側の合わせ目から水漏れしていました。
ヒーターバルブとOリングを新品に交換しました。


試運転をしながらひと通りチェックした後、
問題がないのを確認してからオーナーのI様へとお納めいたします。
I様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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アルファロメオ166にお乗りのK様より
「水漏れの警告灯が点灯しました」というご報告をいただきました。
166はラジエターコアやヒーターコアからの冷却水漏れが
持病みたいなところがありますが、
この個体は既にラジエターコアやヒーターコアの修理が済んでいます。
それではこの個体の冷却水漏れの箇所は…!?

 

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エアクリーナーボックスを外し、
エンジンの正面から向かって右側を覗き込むメカニックITO。
「ラジエターやヒーターコアでなければたぶんココのハズ…」。

 

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圧力テストをしてみます。
冷却系統の内部に圧力を掛け、冷却水が漏れてくるのを待ちます。

 

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やはりサーモスタットハウジングとエンジンのつなぎ目から
冷却水が漏れているようです。
この部分に付くOリングを全て新品に交換します。

 

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サーモスタットハウジングを外すために
まずはラジエターホースのアッパー側とロア側を外します。

 

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サーモスタットハウジングが外れました。

 

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表からはあまり見えませんでしたが
サーモスタットハウジングを外すと
この通り冷却水が漏れた跡がありました。

 

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Oリングはゴム製ですが、熱で硬化してプラスチックのようになっていました。
熱でひけて(細くなり)クリアランスが広がったことが冷却水漏れに繋がったようです。
ゴム製パーツが劣化しやすいというのは
エンジン周辺のゴム製パーツ全てに関して言えます。

 

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これが外したサーモスタットハウジング。
前バンク、後ろバンク、ウォーターポンプという
3つの箇所に冷却水を送る経路があります。

 

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Oリングを装着し、念のためシール剤も塗ってから
サーモスタットハウジングを装着します。

 

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ラジエターホースのロア側、アッパー側を組み付けました。

 

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外したエアクリーナーボックスを組み付けました。
冷却水を入れ、エア抜きをして、漏れがなければ冷却水漏れ修理は完成です。
オーバーヒートしたということでエンジンオイルを交換し、
タイヤのローテーションもしました。


166は所有するのに愛情が求められるモデルです。
例えばエンジントルクロッド(エンジンの揺れ止め効果があります)も
156 V6ならブッシュも含めて一体になっているところを
166の場合はふたつのパーツが必要となります。
これはひとつの例ですが、つまりお金が掛かるモデルということです。
そんな166をサラッと乗りこなしている方は、派手に主張せずとも
「分かるひとには分かる」的なクルマ好きの典型なのかもしれません。

すべての作業が終了後、ひと通りチェックし、
問題がないのを確認してからオーナーのK様へとお納めいたします。

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クリオV6にお乗りのO様より、「1気筒死んでるみたい…」というご報告をいただきました。

たしかにエンジン音を聞いてみただけで1気筒機能していないことがうかがえました。
テスターに掛けてみると3番シリンダーがミスファイアを起こした形跡があります。
今回は3番シリンダーのダイレクトイグニッションコイルに加え、
予防整備として前バンク3気筒分をセットで交換しました。

 

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クリオV6はダイレクトイグニッションコイルに問題があります。
一年の間に3回ご入庫いただき、その都度イグニッションコイルが
トラブルの原因だったというお客様もいらっしゃるぐらいここのトラブルは頻発します。

純正のダイレクトイグニッションコイルですが、対策品に代わっていました。
おそらく耐久性アップを考えた対策だったのではないでしょうか。
左側が対策前のもの、右側が対策済みのダイレクトイグニッションコイルです。

 

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排気漏れしていた部分にシール剤を塗り、バンドを増し締めすることで対処しました。

 

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ヘッドカバーを装着し、エンジンフードも装着すれば完成です。


すべての作業が終了後、試運転をしながらひと通りチェックしました。
リアマフラーだけでなく等長フロントパイプに換わっているこのクリオV6は、
アイドリングは静かながら、高回転まで回すと澄んだ高音を奏でて加速していきました。

問題がないのを確認してからオーナーのO様へとお納めいたします。
O様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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F355の納車前整備として油脂類の交換を行い、
ラジエターからの水漏れも修理します。


手前はルノー・クリオ・ルノー・スポールV6のフェイズ1。
イギリスのTWR(トム・ウォーキンショー・レーシング)と
ルノー・スポールとの共同開発によって生まれたクリオV6は、
フェイズ1はTWRのスウェーデン工場で組み立てられましたが、
フェイズ2に進化すると同時に生産拠点もディエップに移されました。

 

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リフトアップした後、リアタイヤ、リアタイヤハウス内のインナーライナー、
アンダーカバーを外すとラジエター(と電動ファン)が見えます。
その向こう側には「cinquevalvole」(5バルブの意味)という文字が
刻まれた赤いヘッドカバーも見えます。
ご存知の通りF355のV8は1気筒あたり5つのバルブがもうけられています。
左側のラジエターはエアコンのコンデンサーと一体になっており、セットで外します。

 

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左側のラジエターが外れました(写真左が新品、右が取り外したもの)。
今回はコア25mmのアルミ製ラジエターをチョイスしました。

 

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外れた左側のラジエターには冷却水が漏れた跡がありました。
写真はプラスチック製のサイドタンクが割れた部分。
ここ以外にサイドタンクのかしめ部からも漏れていました。

 

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右側はオイルクーラーが手前に付いており、その奥にラジエターが装着されています。
電動ファンとオイルクーラーをセットで外し、その後ラジエターも外します。

 

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右側のラジエターが見えました。
こちら側のラジエターにもサイドタンクのかしめ部から
冷却水が漏れた跡(白い筋がそれです)が見受けられました。

 

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左側ラジエターに付いていたエアコンのコンデンサーを取り外し、
今回取り付けるラジエターに組み付けます。
こういった時しか掃除する機会がないため、
コンデンサーに付いた異物をエアで飛ばしていきます。

 

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元々付いていたエアコンコンデンサーを新品のラジエターに組み替えました。

 

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右側ラジエターを装着していきます。
ラジエターホースを繋ぎ、ラジエター本体を固定します。

 

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新品のラジエターが付きました。

 

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オイルクーラーも装着します。

 

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右側が完成しました。

 

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左側ラジエターも装着しました。
この後、冷却水を入れ、エア抜きをし、
冷却水漏れがないかも確認しました。
アンダーカバーを装着すればラジエターは完成です。

 

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真空引きをしてからエアコンガスを入れました。

 

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インテリアの樹脂パーツがベタ付きやすいこの年代のフェラーリですが、
この個体もその例に漏れず、ステアリングコラム、センターコンソールパネル、
灰皿の蓋、エアコン吹き出し口などがベタ付いていました。
ベタ付きを綺麗に剥がし、半艶消しブラックで再塗装しました。

 

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ゴムパーツが破れていたサイドミラーのベースも新品に交換します。
写真は交換前の状態です。


この個体は1995年式のPAモデル。
生産より15年が経過しており、
40,000kmほどを後にしてきていることもあり、
ホース類が固着した箇所が何カ所も見受けられました。
メカニックITOはお約束通り、「キビシ~!」を連発しながら
固着したパーツを丁寧に外していきました。
このように実際の作業以外の部分に
意外に時間と手間が掛かるのが整備の実情ですが、
お客様をできる限りお待たせしないよう心掛けております。
どうぞご了承くださいます様よろしくお願い申し上げます。


すべての作業が終了後、試運転をしながらひと通りチェックしました。
社外マフラーに交換している方がほとんどですが、
F355はノーマルマフラーでも源音の魅力が十分にあります。
エンジンレスポンスがもっとも過激なPAモデルならではの魅力の片鱗も感じられました。

問題がないのを確認してから新オーナーとなられるI様へとお納めいたします。
I様のこれからのカーライフがさらに充実したものとなる様、
スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。