2019年04月30日

平成最後のE-cars

今日が平成の最後の日であり、昨日までの業務に追われてやはりギリギリになっているE-carsです。
世の中は今日をイヴェントに捉えて何かとざわざわしておりますが、個人的には一人で粛々と社内にて今日を過ごすという一日となっております。

平成の始まりは社会人生活の始まりの年でした。それから僅か八年後にはLussoを立ち上げ航海を始めていました。
地図も行き先も、目標や目的もなく漕ぎ出した船出でした。
今の今なら絶対にできない事を始められるという事が若さだといえば若さかもしれませんが、本質的には今も変わっていない事を思うとこれが性分だったのかもしれません。
今でもこうして何とかLussoという船を公海上に浮かべていられるのは乗り組員の皆のおかげであり、これまで航海を手伝ってくれたすべての方々のおかげでもあり、何よりもお付き合いいただいた皆様のおかげとしか言いようがありません。
クルマの在り方や意義、その存在価値に関してはそれぞれの楽しみ方や用途によって本当に選択肢も増えました。
輸入車でいえば、30年前から比べても明らかにそのファンは増えて台数も増えて、それに反して故障の頻度は減少し購入に関するハードルも低くなってきています。
国産車販売網でドイツ車が扱われてからは、ドイツ車を中心にした品質向上が高まり、多くのユーザーが増え、その流れに後押しされて各国の輸入車が普通に選択されるようになってきた気がします。
私が勤務していた大沢自動車販売でのアルファロメオの取り扱いはその中ではかなり「外車感」高めで販売だけでなく維持管理の難易度も高い苦労も伴う車種でした。
しかし、今ではそんなアルファロメオも完全に市民権を得て平成生まれの方々に愛されるメーカーとして選択ができる事が嬉しくもあります。
明日からの令和、Lussoとしては昭和生まれのアルファロメオを楽しめる案内人として認めていただけるようにさらなる努力をしていこうと決めました。特に自分が育てられた年式のクルマたちに対しての感謝を「後世に残すクルマ」という形で少しでも増やしていければと思います。
自分が初めて愛したアルファロメオは75Twinspark。特に何かが素晴らしい訳でも、高性能な訳でもなく、ただ運転する事が運転する楽しさに包まれる事があるクルマでした。速さや価格的な価値、スペックやブランドではなく「普通が楽しい」クルマでした。
憧れていたスパイダーやGTAじゃなくて、普通で良い。そんな普通の素敵が感じられる昭和のアルファロメオを少しずつ分かりやすく特別にご案内させて頂こうと思います。
平成生まれの若きドライバーに「後世に残すクルマ」のちょっとした楽しみ方を伝えて、それを嗜みとして頂ければ幸いです。
同世代の方々、一足先にそのクルマたちを手にして、仕上げて、少しだけ楽しんで次の世代に渡すような仕上げを「旦那」としてお願いいたします。(笑)
そろそろ、自分のクルマたちを次に引き渡す為の時が近くなってきているようです。
明日からの新しい一日に敬意を表して今日を終えたいと思います。
さようなら、平成。
E-wayama    2019 4/30

2019年03月31日

クルマの未来は?3

今月は最近では稀な本当の月末ギリギリの状態にいるE-carsです。
この時間を見逃したら確実に原稿落とす状況の中、会社にいらっしゃるお客様への挨拶も早々に引きこもりの状況です。
桜が咲く季節には新しい気持ちで何かが起こる予感もしたりしますが、今年の年度末はそんな余裕が生まれる隙間ないようなスケジュールにて忙殺されやっと今日を迎えられました。(涙)
このクルマの未来は?シリーズはなんと今回で「3」回目となります。
特に何かをシリーズとしている訳ではなくタイトルの連続という流れとなっています。
クルマに未来はあるのかって、最近お話をさせていただく方々との話題をタイトルに使わせてもらっています。
EVや自動運転、AIを含めた運転補助が完全自動運転に移行する事は我々の運転という概念をどう変えるのか?いや変わっていくのか?
その先にはそもそも車両の保有は必要なのかという疑念も起こり、「いつかは。。。」でクルマを見つめてきた世代には夢の無い時代が来るのではないかという寂しさも募ります。
そんなクルマの未来を変えていくのは「人」だけでしょう。
今までは行きたくても行くことができなかった場所に時間を費やして愛車で出かける、そんなグランツーリングを満喫する事をプランニングする楽しさがクルマの未来を変えていく。
ツーリング、行きましょう詐欺を数回行っている私が言うのもなんですが
クルマの本来の魅力を引き出すドライブを楽しむ事はクルマを保有して走らせる事ができる権利を得た所有者だけにしか許されないご褒美です。この権利が欲しくて昔はクルマを購入する事を夢にまで見て過ごしていたのですから。
今日、15歳で中学生の時から私を知る方のクルマの車検を受け入れしました。クルマが好きで乗りたくていつもギラギラしていたことを指摘され恥ずかしい気持ちもありながら、少しだけその気持ちの大切さを思い出させてもらって感謝もしております。
見たい、乗りたい、欲しい。心から願ってやまないクルマの事追いかけて過ごした少年時代を思うと今月のハードワークも救われた気がしました。
昔も今もクルマが好きで良いと思える自分でありたい。
ただ普通にクルマの未来を見ながら共存していく事を楽しんでいこうと感じる春です。
桜、まだ散らないでね。

2019年02月27日

クルマの未来は?2

何もできないまま時間だけが経過してもう月末を迎えるE-carsです。
明日の準備もままならないまま多忙という魔物に追われ頭痛という痛みに追われ滑り込みを目指す月末です。
最近お話をする方々との話題に多く出てくるキーワードは「楽しいクルマが出てこない」「新しいクルマには魅力を感じなくなった」という枯れ気味の言葉たち。
昔はニューモデルが出ると何となくザワザワした気持ちや雰囲気が多くの方々の心を掻き立てていたように感じます。
そんなクルマたちを見に出かけたり、見かけたら報告し合ったり。
我々の世代(40代以上)には魅力がなくなった新しいクルマたちかもしれませんが、果たしてその未来はどうなるのでしょうか?その先行きを話し合ったりすると少し寂しい結論にたどり着き、最終的には枯れ気味の言葉に包まれて終わる。
しかしそうであったとしても今現実に乗れる時間が奪われた訳でもなく、むしろ乗る時間を作れば昔よりも贅沢なドライブだって可能になってたりすることは事実です。
行きと帰りのガソリン代までを計算して走らせていた事を思えば、出かけた先での美味しい食事や素晴らしい宿などを楽しむ事が許される今を満喫する事が大切なように感じてきました。クルマで楽しむ時間を持つ喜びが新しいクルマの楽しみ方になればと思います。
個人的には箱根を少し学んでみたい気持ちです。クルマ好きとCGの聖地としての魅力と観光地としてのポテンシャルを考えるととても魅力的に思えるようになりました。
クルマの未来は我々の楽しめる間は暗くないように感じています!
新しい年式のクルマを買う事だけが未来ではなく、楽しめるクルマを持つ事が一番大切な事のように感じます。

来月には春がきますね。

2019年01月30日

2019年も続きます、はい。

本年もよろしくお願いいたします。
あちこちにこのご挨拶すらできていないまま既に月末が来て慌てふためく月刊、E-carsです。
いつもより少し早くこの机に座れた事は今年に対する意気込みではなく、明日が更に忙しい事が確定した事で否応なしにここに至るという訳です。(涙)

早いもので気が付けばって話は多々ありますが、時間の経過がこの話には深く関係していることは間違いない事実でしょう。
クルマの価値も時代により高くもなり低くもなります。単に相場という数字に影響される事もありますし、生産台数や年数、希少性や特殊性に左右される事もあります。
しかし結果としてこれらの要素が時間の経過に料理されて味を出してくるのです。
最近の旧車の高騰にはこの要素が大きく盛り込まれて高価なお買い物として高嶺の花になっているのが残念でなりません。
私、先週イタリアにそのような旧車(括りが大きすぎますが)の現況を確かめに行ってきました。そしてそこには現実がありました。
イタリアよ、お前もか!という感じでほとんどすべてのクルマが高騰していました。本当のクルマの価値が一体何なのかさえ見えなくなった気がしました。

そんな中で久しぶりに空冷のポルシェとルノー5turbo兇鬟疋薀ぅ屬垢覽_颪鯑世銅分の運転に対してもっと上手になりたいと心から感じました。
運転する事が楽しいからクルマが好きなんだ。運転してどこかへ出かける事が好きだからクルマが相棒なんだ。眺めてるだけでワクワクするから買いたいんだ。こんな気持ちが高まるから愛車なんじゃないのかって思わせてくれるクルマを上手に走らせたい。速くじゃなくて綺麗に、誰かの為じゃなくて自分の為に、そしてクルマの為に上手に扱えるドライバーになりたい。ベテランドライバーの格好良さを感じてもらえるマナーと共に。
来月も続きます。(涙)

2018年12月29日

それでも

今年も残すところあと僅かになり、年末の一人作業を続けるE-carsです。
実に今年はギリギリではなく3日も前にこの場所にいる事が驚きでもあります。
今年を振り返ると、知人の大病や自然災害の脅威、子供のころからは考えられない気候の変化や環境の変化。この先に続く未来には自然という概念が美しいモノから脅威の対象になる不安する覚えます。
そして自動車を取り巻く環境も大きく変化する兆候を見せており、そろそろ我々の楽しんだ時代は過去になりつつあるようにも感じます。
AIの進化と環境問題から自動運転が急加速で浸透していく時に、憧れだった「クルマ」は移動する一つの手段でしかなくなるのでしょうか?そうでしょう。
来年から始まる新元号の世代の人たちに今のクルマ乗りの心意気や想いを伝え残していく事が「クルマ文化」の一つの形なのではないかと感じています。
ただ乗りたかっただけのクルマへの想い、この手に入れて走らせたいだけで憧れてたまらなかったクルマの存在。邪まと云えば邪まな気持ちで欲しくて仕方なかった自分のクルマ。
走りたい人も、人に見せたい人も、誰かを喜ばせたい人も、皆それぞれの好きでクルマに関わっていた時代を伝えたいと思います。
今、クルマで繋がっている、繋がった多くの方々の輪の中で自分が来年から始めて事を今年の残りの時間に見つめ直してみようと思います。
その先に何かが見えたら、今のLussoを始めた時のように新しい何かが始まるような気がします。
今年も一年、この秘かに綴るE-carsにお付き合いいただきました方々には心より感謝いたします。
会社では外んど話す事ができない自分の気持ちをこうして綴る事がブログの本質かと思い続けていますが、世の中のブログの方向とは少し乖離しながらも来年も続けていこうと思います。(笑)
良いお年をお迎えくださいませ。
2018年(平成30年)12月29日   E-wayama